顧客育成のためのターゲット販促の最新手法

ターゲット顧客への効果的なアプローチのために

高機能・高付加価値化する商品は、従来型の販促手法（「チラシ」「大陳」「デモ販」）では非効率となっています。
デジタル販促施策はターゲタブル販促を可能にし、従来型の販促手法に取って代わる可能性を秘めています。デジタル販促施策はどのように多様化しているのか、小売業はどう活用しようとしているのか最新事例とその効果検証（レスポンスデータの共有）による小売業との協業・ノウハウ構築までを解説します。

１．店頭販促を取り巻く環境の変化

　１）お客様の変化

　　　…　消費価値観の多様化、情報リテラシーの向上

　２）小売業の変化

　　　…　レジ機能の進化、モバイル・インターネット活用の多様化

　３）市場環境の変化

　　　…　モバイル・インターネット開発環境の変化、スマートフォンの普及

　４）販促手法の多様化と投資効率

２．多様化する小売業の販促手法と活用傾向

　１）紙クーポン（レジクーポン・キオスククーポン）

　　販売時点でのレジ機能の進化を見逃すな！

　　購買データと紐づいた発券によるターゲット販促が可能に

　２）電子クーポン（モバイルクーポン・ＷＥＢクーポン）

　　メールマガジン販促との連携による、プッシュ型販促の進化

　　完全パーソナライゼーションの実現可能に

　３）ポイントカード販促（倍セール・単品ポイント）

　　「安さ」や「お得感」はどこに向かうのか

　　５倍デーと５％割引、10ポイントと10円値引きの違いを考える

　４）デジタルサイネージ

　　デジタルサイネージ旋風はどこに行ったのか、効果と足りなかったもの

　５）チラシ（折込チラシ、ＷＥＢチラシ）

　　　…チラシの役割の変化とＷＥＢ化が何をもたらすか

　６）ＳＮＳ

　　　…ハイパーローカルを実現する、ウォルマートの先進的な取り組み紹介

　７）新しい販売チャネル

　８）メーカー協賛を意識したクーポン施策を強化する傾向に

３．「モバイル販促最新動向」　ゲスト講師　：大根　広元　氏

　１）成果報酬型の送客システム事例

　２）ファミポート、ロッピーを活用したメーカークーポン販促事例

４．販促効果測定をどう行うか

　１）販促効果測定の変化

　　　…　誰が、そんな施策に反応し、どんな購買をしたか

　２）ＩＤ付ＰＯＳデータを活用した、電子クーポンレスポンス分析

　３）ＩＤ付ＰＯＳデータを活用した、単品ポイント分析

　４）新しい協働施策が新しいノウハウとなる時代に

５．まとめ

　チラシ、大陳、デモ販からの脱却に向けて