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世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?

世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?
世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?
著者:安西 洋之
出版社:クロスメディア・パブリッシング
出版日:2014/6/3

Amazon商品の説明より

『世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?』

世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?
海外には、日本で知られていない面白いビジネスがたくさんある!

米国、イタリア、ドイツ、フランス、英国、日本の元気な中小・ベンチャー企業に聞きました

「成熟市場で勝ち残り稼ぐ知恵とは?」

国や文化の違いは障害ではなく商売のヒント! 日本企業のムダな敗北感は無用!?
本書は、中小・ベンチャー企業の経営、マーケティング、海外事業展開を担当する方にとって必須の情報を盛り込んでいます。
日本企業の99.7%、ヨーロッパ(EU加盟国)では99.8%、アメリカでも99.9%が中小企業です。世界中の企業のほとんどが中小企業です。
そうです、中小・ベンチャー企業の悩みは世界共通なのです。伸びている企業がどこに悩み、どこは悩まなくていいのか、インタビューからの肉声を、お伝えしていきます。

本書でお伝えしたいことは3つあります。
1つ目には、世界の元気な会社の経営者の知恵を伺い、日本の企業が新しい時代のビジネスで飛躍するためのヒントをお伝えすることです。 今後キーワードとなる、「デザイン」「ルールメイキング」「オープン」「ローカル」を取り上げます。
2つ目に、海外にはまだ日本ではあまり知られていない面白いビジネスがたくさんあります。 日本の書店では、経営戦略のケースが人気ですが、ほとんどが大企業や国内のものです。世界の中小・ベンチャー企業の実態はあまり紹介されてきませんでした。
3つ目に、世界を股にかけたビジネスのヒントや国境を超えたビジネスの勘所を海外事例から学びます。


目次

はじめに
序章伸びている中小・ベンチャー企業は高く狭く売るのが得意
あまり知られていない海外の中小・ベンチャー企業の実態
伸びている中小・ベンチャー企業の特徴
本書の構成
世界の中小・ベンチャー企業に「成長の鍵」と「ローカル」の捉え方を聞いた
第1章世界の伸びているITサービス企業に学ぶ
CASE#1. ガラス張りの経営で社員を育てるハブスポット
CASE#2. 国境を有利に活用するゲーム会社ミにクリップ
CASE#3. ベルリンの都市ブランド力を活かすネイティブインストルメンツ
CASE#4. オフィスは「企業文化の家」ハガクレ
CASE#5. 「文化の差異は商売のネタの宝庫」ビヨンド
CASE#6. 「同じ志の人を見つける」パノラマ3000
インターネット業界にある2つの特徴
<コラム>人気の5つ星スパホテルが伸びている理由
第2章イタリアで伸びているモノづくり企業に学ぶ
CASE#7. ニッチな日用品で世界市場を攻めるコルマン
CASE#8. 果物のカッティング機械に道を見出したABL
CASE#9. 海外事業に積極的なビーライン
CASE#10. 扱いづらい商材で成長するリンタル
イタリア中小製造業が語っていること
<コラム>東南アジアは本当に日本に近いのだろうか?
第3章デザインの使い方とブランドの育て方
中小・ベンチャー企業が生き抜くためのキーワード
スモールデザインとビッグデザイン
「メイド・イン・イタリー」は日常生活のスモールデザインに宿る
イタリアはビッグデザインに弱いのか
デザインからトレンドを掴むマーケットリサーチ
メイド・イン・ジャパンというビッグデザイン
ビジネスに効く教養を社員教育に盛り込む
<コラム>日本人は聖地づくりが好き
第4章組織のデザイン
ワークライフバランスの組織デザイン
CASE#11. 倫理資本主義を実現するブルネッロ・クチネッリ
<コラム>海外ビジネスで前進するための「確信」の持ち方
第5章ルールの作り方を知る
ルールなしに市場はできない
海外のルールは国内ビジネスにも影響する
中小・ベンチャー企業は座視するしかないのだろうか?
中小・ベンチャー企業がルールづくりに参加するには
エコノミック・ガーデニングという方策
とっておきの切り札は「理念」
<コラム>異業種の人たちとの交流で点のネットワークを作る
第6章オープンなプラットフォームにアイデアが集まる
様々な「オープン」のあり方
CASE#12. 共創のプラットフォーム、アイカ
CASE#13. エンジニアリング会社も利用するグラブギャド
CASE#14. オープンを追求するベネトンの『ファブリカ』
中国におけるコピー文化も1つのヒント
中国のロジックは活用できる
オープンへの更なる追求
第7章すべてのビジネスはローカルに通ず
ビジネスは最終的にローカルでしかあり得ない
「ローカル回帰」という潮流
コンテンツこそローカルに依存
シリコンバレーは全てのビジネスの聖地ではない
「グローバル波」の下にある「ローカル潮流」を探る
ローカルのリアリティを掴む
ローカリゼーションマップを使って海外市場戦略を考える
<コラム>ヨーロッパのベンチャー企業も異文化のトレーニングを積んでいる
第8章日本の中小・ベンチャー企業は何を目指せば良いのか
自分の感覚をベースに前進する
CASE#15. 多様性の理解を武器に躍進するマザーハウス
CASE#16. 公私混同を推奨する『ほぼ日刊イトイ新聞』
CASE#17. 新産業のスタートアップに挑む自然電力
若者の社会と仕事に対する姿勢
CASE#18. 電動バイクでアジアを攻めるテラモーターズ
自らのOSを創り出す人たち
第9章これからのビジネスへのヒント
「中小企業」を古臭いと思うか新しいと思うか
型に嵌った経営手法が壊れつつある
時代を先取りにする中小・ベンチャー企業から得たヒント
ローカルとオープンの組み合わせが新しい扉を開ける
3つのポイントに絞ることで全体像に絞る
 
あとがき

Training Information

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