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インテンション・エコノミー

顧客が支配する経済

インテンション・エコノミー
インテンション・エコノミー
著者:ドク・サールズ
出版社:翔泳社
出版日:2013/3/15

Amazon商品の説明より

『インテンション・エコノミー』―顧客が支配する経済

ビッグデータによるCRM(顧客関係管理)が通用しなくなり、顧客が企業を選択するVRM(企業関係管理)の世界へシフト! ネットによって情報が自由に流通し、顧客がますます大量の情報を有効に活用できるようになっていく中で、この「インテンション・エコノミー」という新しい経済は、広告の登場以来マーケティングや販売活動の中心となってきた「アテンション・エコノミー」を凌駕していく。顧客の意思が、マーケティングとセールスを進化させ、より適切な情報を使えるだけでなく、顧客が何を欲しがっているかを推測し、メディアに大量のピント外れのメッセージを流すために浪費していたコストも不要になるからだ。企業がマーケティング戦略として顧客を囲い込む世界から、顧客の力は、消費者としてひとくくりできるものではなくなり、もっとパーソナルなものになるということだ。そして顧客は、自身に関するデータを保管・共用するための独自の手段を手に入れ、売り手との関係構築のための独自のツールを獲得する。こうしたツールを使って顧客は独自のロイヤルティプログラムを展開できる。これまで顧客の関心を惹きつけるために有効だったCRM(顧客関係管理)が意味をなさなくなり、顧客が商品・サービスの最適な売り手を選択するためのツールとしてVRM(企業関係管理)が台頭するのだ。
【原題】The Intention Economy: When Customers Take Charge


目次

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プロローグ アテンションからインテンションへ
序章自由な市場には自由な顧客が必要
第一章約束された市場
第一部顧客の囲い込み
第二章広告バブル
第三章誰に囲い込まれるか
第四章一方的な法律
第五章非対称の関係
第六章ロイヤルティの喪失
第七章ビッグデータ
第八章過剰な複雑性
第二部ネットワーク化された市場
第九章ネットの苦痛
第十章ライブウェブ
第一一章代理人モデルの活用
第一二章フリーでオープン
第一三章ビットはビジネス
第一四章垂直と水平
第一五章コモンズの品格
第三部解放された顧客
第十六章個人的自由
第十七章VRM
第十八章VRMの開発
第十九章四者間システム
第二〇章法律を手の中に
第二一章スモールデータ
第二二章API
第二三章イマンシペイ
第二四章VRM+CRM
第四部解放された企業
第二五章顧客と企業のダンス
第二六章共通の利害
第二七章何をなすべきか
終章ゴールは近い
 
謝辞
訳者あとがき
参考文献
索引

Training Information

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