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なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編
なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編
著者:山田 英夫
出版社:日本経済新聞出版社
出版日:2012/7/24
Amazon商品の説明より
『なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編』
他社の追随を許さない儲けの仕組みを説き明かし、成功しているビジネスモデルが、実は他業界にも移植できることを豊富な事例を通して説明する。自社の経営戦略の構築や投資判断にも役立つ実践的な一冊。
ゴールドマン・サックスから不動産業に転じた社長のハイブリッドな戦略とは?高収益を上げるコマツが築いた儲けの構造は、複写機業界での常識だった。ブリヂストンのリトレッド事業は単なる中古タイヤの再生か?サービスを取り込む新たな道。異業種が儲けている、あの成功企業をマネしたい。どうすれば稼ぐ仕組みを移植できるのか?他社から学ぶためのヒントを探る。

目次
| 第1章 | ビジネスモデル構築の方法 |
| 1 | ビジネスモデルが十五年で三回変わった文具業界 |
| 2 | 本書の焦点と目的 |
| 3 | ビジネスモデルとは |
| 4 | 本書の進め方 |
| 第2章 | イノベーションを異業種に学ぶ |
| 1 | スター・マイカ ―裁定取引から生まれたハイブリッド・モデル |
| (1) | 水永社長のキャリア |
| (2) | スター・マイカのビジネスモデル |
| (3) | ビジネスモデルが回る条件 |
| (4) | 中古マンションの状況 |
| (5) | 具体的なビジネスの流れ |
| (6) | なぜ競合企業は同質化戦略をしかけないか? |
| (7) | 今後の戦略 |
| 2 | 楽天バスサービス ―バスは動くホテルの部屋 |
| (1) | バスの分類 |
| (2) | 高速バス |
| (3) | 高速ツアーバス |
| (4) | 楽天バスサービスの設立 |
| (5) | 成定氏の原体験 |
| (6) | 高速バスの市場 |
| (7) | 高速バスと楽天のプルとプッシュ |
| (8) | レベニュー・マネジメント |
| (9) | 伝統的路線バス会社の楽天への参加 |
| (10) | 楽天バスサービスの貢献と課題 |
| 3 | 日本ゴア ―素材のブランド化 |
| (1) | ゴアの沿革 |
| (2) | ゴアと衣料品メーカーのウィン・ウィン |
| (3) | 合弁の解消とブランドの限定 |
| (4) | インテル・インサイド |
| 4 | スルガ銀行 ―貸したい客から借りたい客へ |
| (1) | スルガ銀行の沿革 |
| (2) | 岡野光喜社長の銀行改革 |
| (3) | スルガ銀行の戦略転換 |
| (4) | ユニークな商品と企業文化 |
| (5) | 銀行からコンシェルジュへ |
| (6) | 顧客視点の商品・サービス |
| (7) | データに基づく経営 |
| 5 | コマツ ―"壊れる前日"の予防保全 |
| (1) | KOMTRAXとは |
| (2) | KOMTRAXの開発 |
| (3) | KOMTRAX無償化の決断 |
| (4) | KOMTRAX発展の歴史 |
| (5) | コマツの競争優位 |
| (6) | コマツのグローバル化 |
| (7) | コマツの戦略転換 |
| (8) | 今後の展開 |
| (9) | コマツと富士ゼロックスの関係 |
| (10) | MPSの展開 |
| 6 | 星野リゾート ―旅館業から再生・運営受託事業へ |
| (1) | 星野リゾートの沿革 |
| (2) | 星野佳路氏の社長就任 |
| (3) | 再生・受託運営事業への参入 |
| (4) | コンセプトからの再生 |
| (5) | 星野のターゲット |
| (6) | 見えない部分の効率化 |
| (7) | グループ経営と今後 |
| (8) | パーク24の概要 |
| (9) | パーク24の沿革 |
| (10) | 三井のリパークの参入 |
| (11) | パーク24の営業と土地オーナー |
| (12) | パーク24のの新事業 |
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| 7 | ブリヂストン ―タイヤのことは忘れてください |
| (1) | 世界のタイヤ市場 |
| (2) | リトレッド事業の本格化 |
| (3) | リトレッドの製造方式 |
| (4) | リトレッド事業の内容 |
| (5) | リトレッド事業の今後 |
| (6) | GEの航空機エンジン事業 |
| (7) | GEのヘルスケア事業 |
| (8) | GEのサービス事業の発展ステップ |
| 第3章 | 異業種のビジネスモデルを見る視点 |
| 1 | ビジネスモデルを見る視点 |
| (1) | 利益を上げるモデル(型) |
| (2) | ビジネスモデルの構成要素 |
| (3) | ビジネスモデルを見る七つの視点 |
| 2 | 顧客の再定義 |
| (1) | 顧客ぼ分類 |
| (2) | 真の顧客は誰か? |
| (3) | CとBの転換 |
| 3 | 顧客価値の再定義①―サービス・ドミナント・ロジック |
| 4 | 顧客価値の再定義②―マイナスの差別化 |
| 5 | 顧客の経済性 |
| (1) | トータルコストの低減 |
| (2) | 固定費の変動費化 |
| 6 | バリューチェーンのバンドリングとアンバンドリング |
| (1) | 第2章の事例とバンドリング/アンバンドリング |
| (2) | バンドリングの事例 |
| (3) | アンバンドリングの事例 |
| 7 | 経営資源の持ち方 |
| (1) | ヒト―属人性の排除 |
| (2) | モノ―見える差別化、見えない効率化 |
| 8 | 定番の収益モデル |
| (1) | 裁定取引 |
| (2) | ポートフォリオ |
| (3) | レベニュー・マネジメント |
| (4) | ジレットモデル |
| (5) | ネットワーク効果 |
| (6) | フリーミアム(Freemium) |
| 第4章 | ビジネスモデル変革の課題 |
| 1 | 売上の一時的減少 |
| (1) | 「売り切らない」モデルの特徴 |
| (2) | サービス型事業の問題点 |
| 2 | 旧モデルへの固執 |
| 3 | 静止画では似ていても |
| 4 | 組織の壁 |
| 5 | 評価の壁 |
| 6 | サプライチェーン・競合企業の反発 |
| (1) | 反発に屈した事例 |
| (2) | ウィン・ウィンを築けた事例 |
| おわりに |
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| 注 |
| 参考文献 |
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