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成長への賭け【上巻】

成長への賭け
成長への賭け【上巻】
著者:アンドリュー・キャンベル
ロバート・パーク
出版社:ファーストプレス
出版日:2006/7/14

Amazon商品の説明より


新規事業の成功のためには、それまでのルールを破壊するようなイノベーションがなくてはならない。上巻では、合理的な成功確率を有するプロジェクトに投資するための「新規事業トラフィック・ライト」について解説する。

本書を読み進めるうちに、読者は深い洞察、実践的な助言、感嘆せざるをえない戒めに遭遇することになるだろう。徹底的な調査と綿密な論考に貫かれた本書を読むことで、「成長への賭け」に関しては、これまでよりもずっと賢明に勝ち抜けるようになること請け合いである。
― ゲイリー・ハメル

イギリスMCA(Management Consultancies Association)「ベスト・マネジメント・ブック2005」受賞

目次

成長からギャンブル性を取り除くには
  ―推薦文にかえて ゲイリー・ハメル
本書を読み解くためのガイド
第1章新規事業への挑戦
インテルの物語
マクドナルドの物語
インテルとマクドナルドのその後の物語
なぜ2社は失敗したのか
第2章「賭け」に打ち勝つ
フィットする事業機会の不足
研究の概要
スクリーニング・プロセスによる振り分け
成功例のデータベースの構築
コーポレート・ベンチャリング・ユニットの共同研究
新規事業を成功へと導く六つのルール
ルールその1:本業への投資を継続せよ
ルールその2:魅力的な市場に惑わされず、「レア・ゲーム」を見逃すな
ルールその3:優位性を探し、「ナンバーズ・ゲーム」に走るべからず
ルールその4:自社のスキルに対して謙虚であれ
ルールその5:人材探しに可能な限りのエネルギーを注ぐ
ルールその6:現実的な野心を持つ
戦略的なビジネスケース
われわれの助言はほかの著者とどう違うのか
新規事業への賭け
第3章新たな支柱構築の難しさ
事業のライフサイクル
内在的リスク
回避可能な失敗の原因
イカルスの罠
ヘレン・オブ・トロイの罠
思い上がり
ナンバーズ・ゲーム
なぜ新規事業は失敗するのか
第4章低成長が賭けに勝る時
成長支持派の議論
価値志向の議論
道徳上の議論
道徳上の議論に対する反論
低成長はどれくらい一般的なのか
低成長をいかに上手に管理するかが問題
成長の行き詰まりに関する調査が示唆していること
低成長がもたらすもの:企業財務への影響
株主の無関心
市場の期待に応え続けることの意味
高格付け企業の場合
低格付け企業の場合
低成長が正しい選択になるのはいつか
低成長は勝てる戦略か
クラウン・コルク・アンド・シール
IBM
低成長企業が高成長企業に変貌することはあるのか
第5章新規事業トラフィック・ライト
三種類の信号で新規事業の可否を判断する
HPとブリティッシュ・シュガーのケース
トラフィック・ライトと一般的な審査基準との相違点
わが社は価値優位性を築いているか
自社が市場にもたらす独自価値は何か
価値を現実味のある数字に置き換える
どのような価値が取引できるのか
「取引できる部分」の控除理由は慎重な説明が求められる
「取引できない部分」の貢献度を測る
競合他社の独自価値を検討する
ヨーロッパでのアイスクリーム事業
新規事業の学習コストとは何か
実務レベルの学習コストの評価
親会社レベルの学習コストの評価
親会社のマイナスの影響を予測する四つの要素
プロフィット・プールはどれくらい魅力的か
市場を評価する五つの基準
基準その1:高収益を生み出すビジネスモデルの可能性
基準その2:高収益を生み出す産業構造の可能性
基準その3:自社がその市場でリーダーになれる確率
基準その4:プロフィット・プールの規模と試行コストとの見合い
基準その5:ビジネスモデルの脆弱性
五つの基準に関する整理と要約
強力なリーダーシップと有能なスポンサーを抱えているか
新規事業部門のリーダーの資質を判断する
リーダーシップは赤みを帯びた黄信号
スポンサーに求められる資質
スポンサーの適切な権限が生きた事例
スコアリングとダブル・カウント
既存事業に与える影響
シナジー効果の評価
逸脱リスクとは何か
まとめ:トラフィック・ライトは戦略的なビジネスケース
アイケア事業とアイスクリーム事業の顛末
実行能力よりも戦略の健全性を問う
 
付録資料A マクドナルドに対するさまざまな助言(下巻)
付録資料B 成功事例データーベース(下巻)

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