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事例満載!「売れる価格の仕掛け方」

~「つい買ってしまう」値ごろ感と効果的なマーケティング~
講師 徳田 賢二 専修大学経済学部教授
開催日 2011年2月25日(金) 時間 13:00~17:00
費用 39,900円(消費税込み) 会場 主婦会館(東京都千代田区)
主催 株式会社マーケティング研究協会
価格競争で失敗しない「価格」・「値ごろ感」を徹底研究!

  ● 取引の主導権を掴むための基本的な考え方
  ● 売り場提案・商談折衝時の有力な知見
  ● 戦略に対応したプランを立案する上でのベース

として当セミナーをご活用ください。

講師プロフィール
徳田 賢二 専修大学経済学部教授

1972年一橋大経済学部卒業。日本長期信用銀行へ。一貫して融資部門、調査部門、特に流通サービス業を担当。1989年より専修大学、1995年経済学部教授。経済学と心理学をドッキングした経済心理学を専攻。主著に、「おまけより割引してほしい-値ごろ感の経済心理学-」(ちくま新書)、「こんな時代でも売る-セールスマンバイブル-」(編著、小学館文庫)など。

1.Priceよりも「値ごろ感」

 ・値ごろ感 = V(価値) /C(費用)

 ・分母は「価値を感じた満足感」/欲求が充たされるところに価値を感じる。

 ・分子は「費用を支払う負担感」/目に見えない費用も含まれる。

 ・値ごろ感は、分母を上げるか、分子を下げるか。

2.価格と値ごろ感の関係

 ・価格は費用でもあり、価値でもある。P≦V

 ・価値と価格は相互に影響し合っている。P⇔V

 ・低価格化と価値の安売り化は異なる。

 ・値ごろ感はほっておくと下がってくる。

 (限界効用低減の法則)

 ・買い手は値ごろ感が同じになるように買っている。

 (限界代替率均等の法則)

3.値ごろ感とマーケティング戦略

 ・「比較」の値ごろ感:隣の品が値ごろ感を認識させる。

 ・「おまけ」の値ごろ感:ターゲットを絞る高等技術。

   しかし価値損傷の危険性。

 ・「割引」の値ごろ感:万人向きのマーケティング。

   しかし価値損傷の危険性。

 ・「時間」の値ごろ感:買い手は過去の値ごろ感と比較している。

 ・「錯覚」の値ごろ感:見せ方で値ごろ感は変化する。

4.値ごろ感と衝動買い、ついで買い

 ・値ごろ感を揺さぶる技術

 ・境目で納得する心理がある。

 ・買い手の無意識を売手の意識が操作する。

 ・買い手は、心理的な基準価格から損得を判断する。

 ・買い手の心の中のアリとキリギリス

5.質疑応答

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