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「フォロワー」のための競争戦略

リーダーやニッチャーでなくても勝ち残る

「フォロワー」のための競争戦略
「フォロワー」のための競争戦略
手塚 貞治
出版社:日本実業出版社
出版日:2014/6/26

Amazon商品の説明より

リーダーやニッチャーでなくても勝ち残る「フォロワー」のための競争戦略

◆「リーダーやニッチャーになりましょう」という競争戦略の定石は普通の会社では活かせない
「競争戦略」を解説する書籍の多くは、「ニッチャーとして独自のポジションを確立してから業界のリーダーをめざすこと」と指南しています。しかし、世の中にあるほとんどの会社は、リーダーでもニッチャーでもない“普通の会社"です。それでも、「選択と集中」を断行しなければならないのでしょうか?

◆「選択と集中」は本当に正しい?――ハイリスク・ハイリターンの戦略を疑え!
「選択と集中」は競争戦略の定石といわれており、それによりV字回復を果たした企業がクローズアップされることもよくあります。しかし、「選択と集中」はハイリスク・ハイリターンの戦略であり、大企業の場合、不採算の事業を整理しただけで、1事業に絞っているわけではありません。では、もともと事業の数が少ない“普通の会社"はどうすればいいのでしょうか?

◆ローリスクな戦略を組み合わせれば、普通の会社でも勝ち残れる
本書は5つのカテゴリーで分けた12の戦略を組み合わせることで、“普通の会社"でも勝ち残れる「リスクヘッジ戦略」を解説します。また、誰もが知っているケースだけではなく、ダイニチ工業やワイヤレスゲート、ムジャキフーズなど、知る人ぞ知る企業のケースも多数紹介します。


目次

はじめに
序章「フォロワー」は「選択と集中」すべきなのか?
0-1「フォロワー」では生き残れないのか?
「フォロワー」とは?/「フォロワー」のままではダメなのか?/「フォロワー」に光を!
0-2「選択と集中」という戦略は本当に正しいのか?
「選択と集中」は自明の理か?/バブル後遺症が「選択と集中」へと走らせた
0-3「選択と集中」に対する誤解①実はハイリスクハイリターン
当たればデカいが、外れるリスクも大きい
0-4「選択と集中」に対する誤解②中堅中小企業はすでに実現している
GEの成功を真似するな/中堅中小企業は今以上に「選択と集中」しにくい
0-5「選択バイアスの罠」を直視せよ
統計の世界からの教訓/経営の世界でも同じこと/「選択と集中」を下支えする「リスクヘッジ」
0-6フォロワー企業にとって大切なのは、「リスクヘッジ競争戦略」
「リスクヘッジ競争戦略」とは?/普通の企業でも使える戦略こそ大切/本書の使い方
第1章「競争回避」(その1)~戦わずして勝つ~
1-1〈戦略1〉同業集積戦略
なぜライバル同士で集まるのか?/呉越同舟はビジネスの世界にも/同業集積戦略① 共同販促/同業集積戦略② 共同物流/同業集積戦略③ 共同仕入/本戦略の成功ポイント/個社としての特徴を打ち出す① 同業社内の結節点となる/個社としての特徴を打ち出す② 同業社内で取引をする
1-2〈戦略2〉提携棲み分け戦略
荘園制の歴史から学ぶ/発想の転換/リーダーと提携して競争を回避する/①商品ラインの棲み分け/②エリアの棲み分け/③OEM供給/本戦略の成功ポイント/まずは自己分析から
第2章「競争回避」(その2)~同業をテコにする~
2-1〈戦略3〉同業基盤活用戦略
同業を活用して顧客の購買代理人となる/レジャー事業の再生/同業基盤活用戦略① 商品を活用する/同業基盤活用戦略② インフラを活用する/本戦略の成功ポイント
2-2〈戦略4〉残存者利益獲得戦略
残り物には福がある/残存者利益獲得戦略① 石油ファンヒーターの事例/残存者利益獲得戦略② 呉服の事例/本戦略の成功ポイント
第3章「顧客ロイヤリティ」~顧客から選ばれる~
3-1〈戦略5〉直接顧客密着戦略
お客様は神様です/組織的にハイタッチができる仕組みが肝/直接顧客密着戦略① 食品スーパー業界の事例/直接顧客密着戦略② 家電小売業のハイタッチ事例/直接顧客密着戦略③ 米国保険業界の事例/本戦略の成功ポイント
3-2〈戦略6〉間接顧客浸透戦略
客の客を攻める/間接顧客浸透戦略① インテルの事例/間接顧客浸透戦略② シマノの事例
3-3間接顧客浸透戦略のパターン
コンテンツプロバイダーの事例/テナント店舗の事例/設置メーカーの事例/原料メーカーの事例/情報システム開発の事例/本戦略の成功のポイント/自社の「強み」を考える/フェーストゥフェースをいとわない/「ビジネスエコシステム」を構築する/直接顧客にも目を配る
第4章「持たざる強み」~柔よく剛を制す~
4-1〈戦略7〉持続的ローコスト戦略
身軽な強みを活かせ/持続しなければ意味がない/ローコストと顧客満足の両立が必要条件/持続的ローコスト戦略① ネットの業態の場合/ネット事業へ業態転換/持続的ローコスト戦略② リアル業態の場合―理髪チェーンの事例/リアル業態の場合―ビジネスホテルの事例/本戦略の成功ポイント
4-2〈戦略8〉情報仲介戦略
小資本モデルの定番/仲介に徹するという戦略/情報仲介戦略の分類/参入障壁の低さとコモディティ化の罠/コモディティ化の罠から逃げよ/コモディティ化から脱するために① 課金形態を変更する/コモディティ化脱皮するために② 依頼者の秘匿性を考慮したサービスを展開/本戦略の成功ポイント
第5章「ポートフォリオ」~確率論で勝つ~
5-1〈戦略9〉顧客ポートフォリオ戦略
「選択と集中」の先にあるもの/多角化とその顛末/単一事業内での多様化
5-2顧客ポートフォリオ戦略のパターン①応用商品開発
用途拡大の歴史
5-3顧客ポートフォリオ戦略のパターン②標準品開発
モーターメーカーの事例/「標準化」というブレークスルー/標準化が顧客業界の拡大を実現
5-4顧客ポートフォリオ戦略のパターン③多用途化
メガネ業界の事例/「視野補正」の道具から新たな用途へ/本戦略の成功ポイント/フォロワー企業は「不明確需要」に突っ込んではいけない/実験を繰り返す
5-5〈戦略10〉ブランドポートフォリオ戦略
フォロワーにとってのブランドポートフォリオ/外食業界の多ブランド化/多ブランドのメリット・デメリット/メガフランチャイジー/複数フランチャイズに加盟する/本戦略の成功ポイント/ブランド管理
5-6〈戦略11〉社員ポートフォリオ戦略
社員ポートフォリオとは?/業界環境が見えない時には/社員ポートフォリオ戦略① 個人完結型事業の場合/社員ポートフォリオ戦略② 組織内連携型事業の場合/本戦略の成功ポイント
第6章「試行錯誤」~失敗は成功のもと~
6-1〈戦略12〉高速回転戦略
PDCAを高速回転せよ/高速回転は最強のリスクヘッジ/高速回転は創発をも生み出す/サプライチェーンの高速回転/ITが「延期」を可能にした/高速回転戦略① アパレルの事例/高速回転戦略② ベンチャーの事例/イノベーションにPDCAはなじむのか
6-2高速回転経営の事例
経営の高速回転① 週次で回す/経営の高速回転② 日次で回す/本戦略の成功ポイント
終章戦略策定の落とし穴
フレームワークの危険性/短絡思考による「選択と集中」/普遍解は存在しない/戦略パターンの組み合わせこそ、イノベーション/独自に新しい組み合わせを考えることこそ、本当の戦略
 
おわりに
注釈

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