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「習慣で買う」のつくり方

「習慣で買う」のつくり方
「習慣で買う」のつくり方
著者:ニール・マーティン
出版社:海と月社
出版日:2011/12/13

Amazon商品の説明より

「習慣で買う」のつくり方

マーケティング関係者、店舗マネジャー、経営者必読

ただ売るだけではない、あなたの「商品」「サービス」「店舗」のリピーターをつくるマーケティング

科学の力で脳のメカニズムがわかった今、これからのマーケティングは「習慣化」を目指す。

【本書に寄せられた推薦の言葉】
マーケターはもちろん、マネジャーも必読、「習慣」という、ともすれば無視されがちな側面を科学的に検証し、どの業種にも日々役立つ知恵を授けてくれる。消費者行動の解明のみならず、企業のとるべき行動も示唆してくれる著者の洞察力に脱帽!
―ジャグディシュ・シース(エモリー大学ゴイズエタ・ビジネススクール教授)

一見単純に思える考察のなかに、ブランド構築や販売に関する重大な教訓が含まれている。
―ジョン・ストラットン(ベライゾン社シニアバイスプレジデント兼CMO)

顧客の獲得と維持のための従来アプローチがなぜうまくいかないのかを明らかにしてくれた。人々の態度や気持ちではなく、行動に注目する企業が勝利する。
―S・ソマセガ(マイクロソフト元シニアバイスプレジデント)


目次

はじめに
パートⅠ習慣の威力を知る
1そのマーケティングの敗因は「脳」にある
なぜ新商品は失敗するのか/なぜ顧客を失うのか?/「満足」しても、リピーターになる率はたったの八パーセント/ビル・ゲイツが世界を制した理由/習慣脳のすごい力
2習慣脳の仕組みを知る
顧客を維持する四つのポイント/BMWの失敗/買い物をするとき、脳内で何が起こっているか?/恐竜脳に配慮した商品を/使いづらい商品の元凶/習慣が生まれ育つ場所、大脳辺縁系/言葉ではなく行動に目を向ける
3知っておきたい記憶のメカニズム
記憶のカギを握るのは「感情」だ/感情と生存の深い関係/「ぬいぐるみのフクロウ」にならないために/言葉の限界/コミュニケーションの秘密を握る「ミラーニューロン」/「繰り返し」「シンプル」「意味のあるメッセージ」/「相手のルール」に従う/感情と理性を切り離すな
4覚えておくべき判断脳の役割
脳はこうして分類する/スマートフォンが生まれるまで/ワーキングメモリに負担は禁物
パートⅡ習慣化につながるマーケティング法
5iPodの成功から何を学ぶか
CDはいかに消えていったか/〈iPod〉大ヒットの本当の理由/評論家はわかっていない
6顧客満足度より大切なこと
満足度調査に異議あり/スターバックスと習慣の関係を探ると…/判断脳と習慣脳の切り換えどき
7設計から発売までを点検する
設計段階の落とし穴/使いやすさの徹底追求/構想を形にする難しさ/スティーブ・ジョブズは正しかった/P&Gの大ヒット商品はこうして生まれた/新商品にもいろいろある/ファミリーカーのポジショニングとヒット商品/発売前にすべき四つのチェック
8「価格」と「店内」と習慣の関係
二つの習慣/価格の基準は何?/安いか高いかより大切なこと/店内空間をどこまで意識しているか/考え抜かれたアップルストア/売り場のどこに商品を置くべきか
9習慣を促すプロモーションの条件
行動を変えてこそ広告/テレビCMの実態/友だちのように接する/消費者が広告に望んでいること/好かれる広告、嫌われる広告/「新たな習慣」につながる広告を作る/その広告に「合図」はあるか?/ライバルから「乗り換えさせる」広告/コカ・コーラはなぜ広告し続けるのか?/セラピストのように心を読む/信頼を土台にする/販促プロモーションの弱点/すぐ買いたくなるプロモーション
10PRで脳によいイメージを刻む
ふたりの大物司会者が見せたPRの明暗
11ブランド構築の正しいあり方
消費者がそっぽを向くとき/「見えないブランド」をどう広めるか/なぜ外見が大事なのか/消費者は移り気だから…
パートⅢ習慣をもたらすための具体策
12タバコとグーグルが教えてくれること
グーグルがなくては生きてゆけない!?
13今すぐ消費者を「調教」しよう
消費者の調教は「操る」のではなく「促す」/強調より、ご褒美を/行動を促す「クッキー」と「ブザー」/「アメとムチ」を「アメとアメに」/「クッキー」はタイミング次第/さらなる「クッキー」を加える/TAGのメソッドを応用する
14習慣化させるまでの三つのステップ
ステップ1:発見/ステップ2:購入/ステップ3:利用
15習慣を維持させるために
強化のバリエーション

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