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節税が分かれば、会社は簡単に潰れない

節税が分かれば、会社は簡単に潰れない
『節税が分かれば、会社は簡単に潰れない』
著者:出口秀樹
出版社:光文社
出版日:2010/11/17

Amazon商品の説明より

『節税が分かれば、会社は簡単に潰れない』


本書では、会社の節税を考える上で必要な、法人税における「最低限のルール」について、順を追って話を進めていきます。経営者、経理の実務に携わっている方はもちろんのこと、ふつうのビジネスマンにとっても、知っておいて損のない話題ばかりを取り上げたつもりです。
会社の経済活動は、節税を意識しながら行われています。なぜなら、税金は会社にとって最大のコストでもあるからです。コストを最小限にしようとするためにも、ビジネスマンは、節税の仕組みを知っておく必要があるのです。
経営者、そして従業員の一人ひとりが節税の知識を身に付け、それを日々のビジネスの場で実践できれば、組織は強くなります。そういう会社は、環境の激変にさらされても、そう簡単に潰れたりはしません。

目次

はじめに
第1章領収書は名目しだい―費用と損金
「夜の接待」からパワーランチへ/損金になれば税金が安くなる/領収書と税金の関係/接待交際費で処理したら/会議費で処理したら/「常識の範囲内」とは/福利厚生費で処理したら/「何も処理しない」とどうなる/それでも消えない「夜の接待」
 
【コラム】費用と損金
第1章のポイント
第2章会社が赤字でも税金はかかります!―利益と所得
ある社長さんの怒り/利益に税金は課されない?/損金不算入の加算/赤字なのに税金が発生する例/政策的な配慮に基づいた調整項目/付帯税は損金不算入/進む会計と税務の乖離/
 
【コラム】中小企業の定義
第2章のポイント
第3章社員旅行は4泊5日で、ただし機内泊はのぞく―福利厚生費
廃れゆく「飲みニケーション」/福利厚生費か従業員賞与かの違い/福利厚生費の二大原則/出席者が限られると所得税が課せられる!?/3次会はNG/「社員旅行に行かない代わりにカネをくれ」はOK?/プロ野球の年間シート/税務署はゴルフを敵視?/節税にはマメさが肝心
 
第3章のポイント
第4章社長さんに“もしも”のことがあったら―生命保険
社長に生命保険は必要か?/節税に使える「掛け捨て」保険/長期平準定期保険/課税の繰り延べ/終身がん保険を利用した節税/養老保険を利用した節税/個人加入と会社加入/みなし相続財産
 
第4章のポイント
第5章倒産するなら夜逃げはやめて―貸倒処理
不良債権に課税されることも/税金は先取りされる?/貸倒には法的な手続きが必要/「事実上の倒産」の場合の貸倒処理/引当金をめぐる会計と税金の相違/貸倒引当金の具体的な計上方法 ①個別評価/貸倒引当金の具体的な計上方法 ②一括評価/早い会計、遅い税務
 
第5章のポイント
第6章派遣社員と正社員、違うのは待遇だけではありません―消費税
不満の矛先が”バブル社員”へと向かう/派遣社員の給料は変動費/正社員の給料は”面倒くさい”/消費税は「付加価値税」/消費税も節税できる/労働者の給料が消費税の対象にならない理由/雇用と請負/偽装請負のからくり/請負報酬と外形標準課税/キャバ嬢労組の妥当性
 
【コラム】ホステスさんの定義
第6章のポイント
第7章応接セットは“バラ買い”で―減価償却
決算間際にベンツを買ってもムダ/固定資産とは/減価償却という考え方/「1単位」に着目して節税/中古の固定資産/最低償却年数は2年/中古固定資産の耐用年数の計算式/社長が中古のベンツを買う理由/人生にも役に立つ
 
第7章のポイント
第8章売れない本の運命―在庫
本の断裁と在庫一掃セールの共通点/在庫が「悪」である三つの理由/在庫は売れるまで損金にならない/売上原価とは/六つの計算方法/節税に役立つ低価法/人件費が在庫扱い?
 
第8章のポイント
第9章社長の給与は固定給だけ―役員給与
中小企業はつらいよ/多すぎる役員給与はNG/役員賞与は損金にならない/中小企業の社長さんにはボーナスがない/途中で増やすのはNG/調査官はどこに重点をおくか/会社と役員との間で不動産の売買をしたら/ストックオプションと税金
 
第9章のポイント
第10章国だって会社を応援しています―優遇税制
実は優遇されている中小企業/中小企業の法人税は18%/30万までは損金計上OK/年間600万までは損金計上OK/消費税を納めなくてもいい?/社員教育は一石二鳥/試験研究費を使っていますか/毎年ある”節税の目玉”
 
第10章のポイント
 
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