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分析力を武器とする企業

強さを支える新しい戦略の科学

分析力を武器とする企業
分析力を武器とする企業
著者:
トーマス・H・ダベンポート
ジェーン・G・ハリス
出版社:日経BP社
出版日:2008/7/24

Amazon商品の説明より

『分析力を武器とする企業』 強さを支える新しい戦略の科学

『ブルー・オーシャン戦略』に次ぐハーバード・ビジネススクール・プレスの意欲作
――内向きな財務分析だけに統計を使う時代は終わり、先端的なデータ解析によって競争優位そのものを創り出す企業が登場してきた。
「本書は、分析力が競争優位になりつつある現象を取り上げた最初の本だと言える。データ分析力と競争優位に関して、コンセプトから実例まで、また経営陣が取り組むべき問題から現場での分析力の応用例まで、広く目配りした本はほかにないと自負している」(著者ら)。

多分野の事例満載が本書の特色:ネットフリックス(DVDレンタル)、キャピタル・ワン(金融)、プログレッシブ(損保)、ウォルマート(小売り)、アンハイザー・ブッシュ(ビール)、マリオット(ホテル)、ハラーズ・エンターテインメント(カジノ)、ニューイングランド・ペイトリオッツ(NFL)他

目次

謝辞
第一部分析力を武器とする企業の特徴
第一章データ分析で競争に勝つ
分析の骨格
なぜ分析力が武器になるのか
データ分析はどのように発展してきたか
分析か直感か
データ分析のお手本はプロスポーツ界にあり
本書の構成
第二章こんな企業が分析力を武器にしている
分析力を武器にする企業の特徴は
 第一の特徴
 ―分析力が戦略的優位のベースになっている
 第二の特徴
 ―分析に組織を挙げて取り組んでいる
 第三の特徴
 ―経営幹部が分析力の活用に熱心である
 第四の特徴
 ―分析力に社運を賭け戦略の中心に据えている
分析力を競争優位に育てるために
第三章データ分析を業績に結びつける
データ分析は高い業績につながるか
分析力は持続可能性な競争優位となりうるか
データ分析は政府機関でも活用されている
分析サービスを提供する
しかし分析は万能ではない
第四章社内へデータ分析を活用する
財務への応用
 決算報告
 EPMとスコアカード
 コスト管理
 M&A
製造・品質管理への応用
研究開発への応用
人事への応用
第五章社外へ向けてデータ分析を活用する
SCMとCRMの意外な共通性
顧客への応用
 顧客の開拓と固定化
 プライシング
 ブランド・マネジメント
 カスタマー・インタラクション
 顧客生涯価値の管理
 パーソナライゼーション
サプライヤーへの応用
 サプライ・チェーン・マネジメント
 ロジスティクス・サービス
第二部分析力を組織力にする
第六章分析力活用のためのロードマップと組織戦略
第一ステージ
分析力の評価と戦略目標
ファスト・パスとスロー・パス
第二ステージ
 Aパルプのケース
第三章
 Bバンクのケース
第四ステージ
 Cコンシューマーのケース
第五ステージ
目標達成までの三つのアドバイス
 進捗状況を確認する
 優先順位を定める
 落とし穴を避ける
第七章分析力を支える人材
紙おむつとビールの伝説
経営チーム
 経営幹部はかくあるべし
 分析に強いCEOたち
 CFOの役割
 CIOの役割
 経営幹部がデータ嫌いのときは
統計分析のプロフェッショナル
アマチュア・アナリスト
 アマチュア・アナリスト向けのツール
 意思決定の自動化
 システムの運用と拒否権
第八章分析力を支える技術
ビジネス・インテリジェンス・アーキテクチャーの構成要素
1・収集および管理
分析力で勝負するために重要なのはどのデータか
データをどこで入手するか
必要なデータ量はどの程度か
どうすればデータの質を高められるか
収集から破棄までのプロセスをどう管理するか
2・変換
3・保存
4・分析
5・表示
6・運用
第九章分析競争の未来
技術から始まる変化
人から始まる変化
組織戦略から始まる変化
分析力を武器とする企業の未来
 
原注

Training Information

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