ロジカル・シンキング
論理的な思考と構成のスキル
ロジカル・シンキング
―論理的な思考と構成のスキル
著者:照屋 華子
  岡田 恵子
出版社:東洋経済新報社
出版日:2001-04
 
    内容
体系立った、しかもシンプルで実践的なロジカル・コミュニケーションの技術を解説。2つの「論理的に思考を整理する技術」と2つの「論理的に構成する技術」。この4つの技術をマスターすれば、論理的な説明ができる。
著者略歴
照屋 華子
東京大学文学部社会学科卒業。(株)伊勢丹業務部広報担当を経て、1991年、経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーにコミュニケーション・スペシャリストとして入社。現在、同社と嘱託契約にて、顧客企業へのコンサルティング・レポートや提案書、記事等、さまざまなビジネス・ドキュメントを対象に、論理構成と日本語表現の観点からアドバイスを提供するエディティング・サービスに従事。また、論理構成をはじめ、ビジネス・ライティング、口頭説明についての多数のトレーニングを顧客企業やコンサルタントを対象に実施するとともに、ロジカル・コミュニケーションの手法の開発や論文執筆に関するエディティング等にも取り組んでいる
岡田 恵子
慶応義塾大学法学部法律学科卒業。(株)日本交通公社出版事業局を経て、1989年、経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。コミュニケーション・スペシャリストとして、顧客企業向けコンサルティング・レポートの論理構成や表現に関するエディティング・サービスやコミュニケーション戦略の立案・実施支援に従事。また、コンサルタントや顧客企業への論理構成のトレーニング等に携わる。1998年に独立。現在、マッキンゼー社をはじめとする企業への各種コミュニケーション・サービスの企画・提供、研修プログラムの開発・実施、論文や書籍の執筆サポート、取材・編集業務等を行っている。
目次
 | はじめに |  
| 第1部 | 書いたり話したりする前に |  
| 第1章 | 相手に「伝える」ということ |  
| 1 | 「自分しか見えない病」 |  
 | 「にわか読心術師症候群」にかかっていないか? |  
| 2 | 相手に伝えるべきメッセージとは |  
 | 確認1:課題(テーマ)を確認する |  
 | 確認2:相手に期待する反応を確認する |  
| 3 | 何を言えば「答え」になるのか |  
| 4 | なぜ、相手に自分の「答え」が通じないのか |  
 | 「結論」が伝わらないときの2つの落とし穴 |  
 | 根拠が伝わらないときの3つの落とし穴 |  
 | 方法が伝わらないときの2つの落とし穴 |  
 | 感度チェック |  
| 第2章 | 説得力のない「答え」に共通する欠陥 |  
| 1 | 話の明らかな重複・漏れ・ずれ |  
 | 話の重複は「私の頭の中は混乱中」のサイン |  
 | 話の漏れは、「一点突破、全面崩壊」につながる |  
 | 話のずれが、そもそもの目的やテーマからの脱線を招く |  
| 2 | 話の飛び |  
| 第2部 | 論理的に思考を整理する技術 |  
| 第3章 | 重複・漏れ・ずれを防ぐ |  
| 1 | MECE―話の重複・漏れ・ずれをなくす技術 |  
 | MECEとは? |  
 | たくさんのMECEのポケットを作ろう |  
 | 知っておくと便利なMECEのフレームワーク |  
| 2 | グルーピング―MECEを活かした情報の整理 |  
 | グルーピングとは |  
 | 重複・漏れ・ずれのない部分集合を作ること |  
 | 集中トレーニング1 |  
 | 1 MECEに強くなろう |  
 | 2 グルーピングに強くなろう |  
| 第4章 | 話の飛びをなくす |  
| 1 | So What? / Why So? ―話の飛びをなくす技術 |  
 | So What? / Why So? する習慣をつける |  
| 2 | 2種類のSo What? / Why So? |  
 | 「観察」のSo What? / Why So? |  
 | 「洞察」のSo What? / Why So? |  
 | 洞察のSo What? は観察の So What? なくしてならず |  
 | 集中トレーニング2 |  
 | 1 「観察」のSo What? / Why So?に強くなろう |  
 | 2 間違った「観察」のSo What? / Why So?に気づけるようになろう |  
 | 3 「洞察」のSo What? / Why So?に強くなろう |  
 
 | 
| 第3部 | 論理的に構成する技術 |  
| 第5章 | So What? / Why So? と MECE で「論理」を作 |  
| 1 | 論理とは? |  
 | 縦の法則So What? / Why So? |  
 | 横の法則MECE |  
 | 論理の基本構造 |  
| 2 | 論理はコンパクトなほどよい |  
 | 縦方向にどこまで階層化するのか? |  
 | 横方向に、いくつに、どのように分解するのか? |  
| 第6章 | 論理パターンをマスターする |  
| 1 | 並列型 |  
 | 並列型の構造 |  
 | 使用上の留意点 |  
 | 適用ケース |  
| 2 | 解説型 |  
 | 解説型の構造 |  
 | 使用上の留意点 |  
 | 適用ケース |  
 | 集中トレーニング3 |  
 | 1 論理的パターンの基本をマスターしよう |  
 | 2 非論理的なものを見抜く力をつけよう |  
| 第7章 | 論理パターンを使いこなす |  
| 1 | 論理パターンはこう使う |  
 | 1つの課題に答えるとき |  
 | 2つの課題に同時に答えるとき |  
| 2 | 論理FAQ |  
 | 集中トレーニング4 |  
 | 1 情報を論理パターンでわかりやすく構成しよう |  
 | 2 図表を使って論理的に説明しよう |  
 | 3 相手に納得させる論理構成をつけよう |  
 | おわりに |  
 
 | 
 
       Training Information
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