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テックテク ショートカット編

テックテク ショートカット編

テク#2 Ctrl+ 最多使用賞受賞

2009 年 7 月 6 日

前回修飾キーとして紹介したキーの中で最も利用頻度が高いのは「Ctrl」キーになるでしょう。「Ctrl」キーはマウスによるクリックの代わりにアプリケーション内での操作を行います。主に使われるのは「Ctrl+文字」の組み合わせで、アプリケーションによっては全ての文字(A~Z)に何かしらの機能が付いている事もあります。

また、多くの場合Ctrlと同時に押される文字キーは割り当てられた機能の頭文字となっています。

「Ctrl+機能名の頭文字」となっているショートカット

ショートカットキー 機能 名称(英語)
Ctrl+C コピー Copy
Ctrl+A 全選択 All
Ctrl+S 保存 Save
Ctrl+O ファイルを開く Open
Ctrl+F 検索 Find
Ctrl+R 置換 Replace
Ctrl+P 印刷 Print
Ctrl+B 太字 Bold
Ctrl+I 斜体 Italic

また、それ以外のショートカットキーにおいても何か理由があって付けられているものがほとんどです。

「Ctrl+機能名の頭文字」ではないショートカット

ショートカットキー 機能 理由(覚え方)
Ctrl+V 貼り付け コピー(C)の隣にあるため。「V」は「貼り付ける位置」を示していると覚える。
Ctrl+X 切り取り コピー(C)の隣にあるため。「X」は「切り取るためのはさみ」と覚える。
Ctrl+Z やり直し XCVと同様にテキスト編集の要のため、纏まった場所に配置されている。

「最後の編集をやり直し」なので、英語で最後の文字の「Z」と覚える。

Ctrl+Y やり直しの取り消し Zのひとつ前の文字のため。

また、Ctrlは文字以外のキーと合わせて使う場合もあります。主にテキスト編集時に利用されるそれらのショートカットキーのうち、代表的なものを紹介しましょう。

「Ctrl+文字以外」のショートカットキー

ショートカットキー 機能
Ctrl+左右十字キー(←→) 単語毎の移動。1文字ずつ移動するより早い。
Ctrl+Home そのドキュメントの最初の行に移動。
Ctrl+End そのドキュメントの最後の行に移動

今回紹介したCtrl+のショートカットキーはかなりの使用頻度になることでしょう。最初のうちはまだ覚えきれていなくて「コピーはなんだったっけ?」となる事もあると思います。そのような時は、この記事で読んだ頭文字の事やショートカットキーの理由を思い出してください。

この連載で紹介するショートカットはWindowsを基本としますが、バージョンやアプリケーションによっては利用できないものもありますので、ご了承ください。

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