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今注目される消費者インサイトを捉える調査手法

「行動観察調査&エスノグラフィー」

講師 白根 英昭 株式会社大伸社 m.c.t.取締役
開催日 2011年12月7日(水) 時間 10:00~17:00
費用 47,250円(消費税込み) 会場 青学会館(東京都渋谷区)
主催 株式会社マーケティング研究協会
『誰の、何を、どのように』見て、『どう生かすのか』を具体的に解説

<講師プロフィール>
白根 英昭 株式会社大伸社 m.c.t.取締役

1988 年、株式会社大伸社入社。2002年にペルソナやエスノグラフィー等のデザ インリサーチに基づく製品・サービスの開発・改善サービスを開始。一橋ビジネ スレビュー(2007年秋号)、日経情報ストラテジー(2008年5月号、6月号)、 ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー(2010年10月号)に寄稿。2008年から 関西の産官学共同による組み込みソフト技術者の養成塾「組込み適 塾」で講師を 担当。産業エスノグラフィーの国際フォーラムepic2009、epic2010にてワーク ショップを企画。ペル ソナ&カスタマエクスペリエンス学会理事。

株式会社大伸社 m.c.t.事業部とは
ペルソナやエスノグラフィー他、クライアントにデザインリサーチの新しい手法やプロセスを提供するチームとして2004年に設立。国内・海外のエスノグラフィックリサーチをはじめ、製品やサービスのコンセプト開発、研修・ワークショップの提供など、さまざまな業界で好評を得ている。

1.従来の調査手法の限界と新しい視点

 1)既存ニーズではなく、手つかずのニーズを対象にする

 2)部分ではなく、全体を捉える

 3)過去の延長ではなく、非連続性をつくりだす

2.エスノグラフィーと人間中心のイノベーション

 1)エスノグラフィーの考え方と背景

 2)人間中心のイノベーションプロセス

 3)海外エスノグラフィー最新事例(epic2011他)

3.行動観察からインサイトを得る

 1)行動観察の優位性

 2)インサイトの本質

 3)水平思考/アブダクション

 4)インサイトを遠ざけるメンタルプロセス

 5)人類学者のモード

4.行動観察の実践~具体的な進め方~

 1)『誰』の『何』を観察すべきか?何を記録すべきか?

 2)AEIOU(行動、環境、相互作用、物、人)

 3)アフォーダンス

 4)ワークアラウンド(ユーザーによる解決策)

 5)失敗や順応

 6)五感への手がかり

 7)パターン~モデル化

 8)応用:行動観察と組み合わせて行う様々な定性調査の手法の解説

  (デプスインタビュー、コンテクスチュアルインクワイアリーなど)

5.ワークショップ:行動観察をベースに顧客経験を革新する

(観察調査の実践~得られた知見のアウトプット方法までをワークショップにて体験)

 1)行動をいくつかのフェーズに分ける

 2)フェーズ毎に隠れたパターン~ゴールを発見する

 3)ゴールを軸にグループに分ける

 4)グループ毎にプロセスをモデル化する

 5)現状のプロセスを評価する

 6)フレームワークを使ってプロセスを革新する

Training Information

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