半期提案の進め方

～提案視点の点検とシナリオ作り～

【本セミナーの問題意識】
小売業との取組を推進していく上で、半期単位での市場や消費者動向、自社のブランド･商品戦略 を踏まえたＭＤ提案を実施し、実践していく事は非常に重要です。

本セミナーでは、半期単位でのＭＤ提案を実践する上で、基礎になる知識・基本体系と半期提案を　　実践する際の提案シナリオの作り方，提案視点等のポイントを、事例を交えながら、解説します。

渡邊 克芳　ケン クリエイト コンサルティング

１９７３年、ライオン油脂株式会社（現ライオン株式会社）入社。量販店、卸店の営業を担当、マーケティング部門では化粧品プロダクト・マネージャーを経て流通政策、特に、店頭に関わるマーチャンダイジング技法、販売店取組、取引制度等を主な業務とし歴任。現在は、Ｋｅｎ　Ｃｒｅａｔｅ　Ｃｏｎｓｕｌｔｈｉｇ代表として企業のＰＯＳ、ＩＤＰＯＳ分析、流通とのコラボレーション提案等を指導。筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士前期課程修了。　経営学修士　ＭＢＡ

１．小売業との取組と半期提案の重要性

　・市場直近トレンドと震災後の小売業現状課題

　・小売業とメーカー・卸の取組の現状課題（小売業との取組について再考する）

　・小売業との取組における半期提案の意義・目的

　・取組推進のためのプロセスとチェックポイント

２．半期提案の提案シナリオの構成要素

　・「市場分析⇒振り返り⇒課題抽出⇒提案」　構成要素別のポイントと留意点

　・課題抽出のための視点：ＩＳＭ・消費者・オペレーション視点

　・課題抽出から提案検討：ＭＤ提案作成時に留意するポイント

　　　・提案根拠と説得性

　　　・実施意図と仮説のインパクト

　　　・カテゴリー全体の活性化と提案との関係

　　　・課題と提案内容との関係

　　　・自社（自社商品）しか出来ない提案になっているか

３．提案事例紹介

　・エリア特性や季節に合わせた提案視点

　・ドラッグストアにおける商圏特性に合わせた提案視点

　・顧客データの分析と顧客視点の提案示唆

４．半期提案実践のために

　・店頭実現の重要性

　・マーケティング部門と営業部門の連携の重要性

　・ストア内でのショッパー行動と提案仮説構築の重要性