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「家電量販」徹底研究セミナー

~回復基調の市場を見据えた各社の戦略とメーカー、販社の対応策~

講師株式会社クロス代表取締役 得平 司
開催日2010年5月28日(金) 時間10:00~17:00
費用47,250円 (消費税込み) 会場青学会館(東京都渋谷区)
主催株式会社マーケティング研究協会

1.家電業界の変化と方向性

1)国内家電市場の動向と展望

 ・2010年度国内家電需要は対前年比98.0%で微減予測

 ・景気の低迷、他業態の不振をよそに回復する家電量販各社の業績予想

 ・エコポイント12月まで延長の効果と「駆け込み需要」の規模見込み

 ・生活家電(シロ物)、AV関連(クロ物)、情報・通信機器、他主力商品の動向

2)激流の家電流通業界

 ・池袋戦争、新宿決戦の影響と今後の首都圏ターミナル争奪戦の行方

 ・2009年度決算にみる「勝ち組」と「負け組」の構図、要因と今後の方向性

 ・買収、提携、グループ化戦略の動向と業界地図

3)取扱商品カテゴリー拡張の方向性、ラインロビングと各社の狙い

 ・玩具、ゲーム、カメラ、時計、ブランド品、宝飾品、化粧品、医薬品、介護用品、理・美容品、健康機器・器具、住設機器、リフォーム、家具、寝具、ゴルフ・スポーツ用品、自転車、カー用品、楽器、書籍、酒、食品、衣料品…etc

2.家電量販各社の戦略と課題~商品・店舗・販促などから上位8社をクローズアップ!!~

1)ヤマダ

2)エディオン

3)ヨドバシ

4)ケーズ

5)ビック

6)コジマ

7)上新

8)ベスト

3.2010年度のトピックスと業界各社の動向

1)エコポイント継続の効果が活かせている企業、店舗とそうでない企業、店舗

2)携帯電話ディスカウント傾向の中で、第3世代(3G)携帯、スマートフォン導入など通信キャリア方向性

3)モバイルPCのシェア拡大で単価が下落する中、PCメーカー、周辺機器、ソフト、サプライ品メーカーの戦略

4)薄型テレビの価格下落、ブルーレイの本格浸透と地デジ切り替え需要の推移

5)LED電球メーカーの商品戦略と照明・インテリア売り場、その他売り場に与える影響

6)「ジャパネットたかた」、「Amazon」等、ネット通販、TV通販の台頭と各カテゴリーへの影響度

7)中国の家電量販事情と「国美」「蘇寧」日本展開の可能性

4.家電量販の業界課題と納入メーカー、販社への影響

1)オーバーストアによる社内競合の発生、駅前型店舗の競争激化

2)PB商品、重点商品の拡大、家電以外の品揃え拡張の成否

3)価格競争の激化とポイントカードを活用した顧客戦略、販促施策の展開

4)EOS、ERP、ICタグ等、IT整備によるオペレーションの変化と売上げへの影響

5)POSデータの共有、活用に取り組む各社とメーカーの対応策

6)ローコストオペレーションへの移行とメーカーへの協力依頼

7)リベート等、取引に関する慣習・慣例と法令改正への取組度

5.家電量販が求める納入メーカー、販社の対応

1)本部が欲しい情報と、店舗が欲しい情報

2)新商品情報の提供、商品勉強会のタイミング

3)競合企業、競合店情報の伝え方

4)クレーム処理に関しての注意点とメーカーのサービス部門の連携強化

5)新店への対応と既存店に対する支援

6.実売へ直結するメーカー、販社からの提案と支援策

1)旗艦店舗、重要店舗を押さえる店頭プロモーション

2)店舗に導入してもらいやすい販促ツール

3)伸長するカテゴリーに合わせたクロスMDの展開

4)企業特性と競合他社を考慮した販売ヘルパーの効果的導入

5)店長、担当者を巻き込むラウンダー営業の活動

Training Information

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