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「成果を上げる目標管理の条件」セミナー

ドラッカー・マネジメントの考え方と実践

講師森岡 謙仁
開催日2009年1月16日(金) 時間10:00~17:00
費用47,250円 (消費税込み) 会場青学会館(渋谷区渋谷)
主催株式会社マーケティング研究協会
【参加のお勧め】

 「マネジメント」と言えば「P→D→C→A→・・・」で語られる事が多いですが、この「PDCA」は「デミング・サイクル」と呼ばれる本来、ものをつくる際の「品質管理」の考え方であり、そのまま「人」や「組織」のマネジメントに適応するには少し無理がある様です。
 現在、多くの企業で取り入れられている「目標管理」の祖であり、現代経営論において今もなお神的にあがめられているP.F.ドラッカー博士は、「人」や「組織」のマネジメントについて、この「PDCA」とは少し違った考えを説いています。

 本セミナーでは、そのドラッカー博士の「マネジメント」に関する著述や理論に立ち返り、現在の企業が抱える「目標管理」の問題点とその解決策、改善の進め方について事例を交えながら解説します。
  • 経営環境の変化がもたらす「目標管理」の現状と課題
     1)業績評価制度、成果主義と目標管理の現状
     2)間違った目標管理導入による弊害
      ・当事者任せの目標記述書
      ・放置される目標面接
      ・人件費削減の手段にして良いのか?
     3)組織力の低下と経営管理の最近の傾向
  • 「組織」と「マネジメント」に対するドラッカーの考え方
     1)企業の大前提となる「事業の目標」
      ・7つの目標と1つの条件
      ・マーケティングとイノベーション
     2)知識社会と情報化組織論
      ・職能別組織
      ・チーム型組織
      ・連邦分権組織(事業部制、カンパニー制、等)
      ・情報化組織
     3)マネージャーの役割と成果をあげる意思決定
      ・「マネジメント」とは何か
      ・「PDCA」は組織のマネジメントには通用しない
       ~マネージャーの5つの重要な仕事~
     4)後に登場した様々な経営管理手法の誤解
      ・ナレッジマネジメントはITベンダーの幻想ではない
      ・バランススコアカードが形骸化する理由
      ・SFAを活かすためのマネジメント革新
  • ドラッカーが提唱した『自己目標管理』とその効果的な運用
     1)『自己目標管理』という概念
       ~"Management by Objectives and Self-Control"~
     2)効果的な目標面接のやり方 ~マネージャーズ・レターの活用~
     3)各自のアクションプランをつくる
     4)目標を達成するチームマネジメントの進め方
  • 個人能力を引き出し組織成果に結び付ける経営管理の具体策
     1)経営戦略の進捗管理 【事例】経営戦略の評価(1年後)
     2)顧客関係性の強化策 ~ 顧客育成プロセス ~
     3)全社マーケティングの強化策 ~ マーケティングプロセス ~
     4)品質管理の強化策 【事例】全社的品質管理の強化策
      ・ISO9001にみる品質の定義
      ・BI:Business Intelligence
     5)人財育成の強化策
      ・コミュニケーション計画
      ・モニタリングとコントロール
  • すぐに実行できる!行動習慣を変えるマネジメントの具体例
     【事例1】 会議体のムダ取り
     【事例2】ナレッジの共有活用で売上を伸ばす
     【事例3】従業員の強みを活かすスキルズマップ(R&Dの技術マップなど)
     【事例4】 4つの情報の種類とその活用法

※セミナー講義中の録音・撮影、及び携帯電話、パソコンのご使用はご遠慮ください。

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