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プレイングマネジャーの教科書

結果を出すためのビジネス・コミュニケーション58の具体策

プレイングマネジャーの教科書
プレイングマネジャーの教科書
著者:田島 弓子
出版社:ダイヤモンド社
出版日:2010/4/9

Amazon商品の説明より

『絶対に会社を潰さない強い社員の育て方』


個人とチームで社長賞を受賞した経験を持つ、元マイクロソフトの敏腕営業部長が初公開する!中間管理職「四重苦」を解消する、結果直結型コミュニーション仕事術。

■プレイングマネジャーの仕事=コミュニケーションの時代!

数字も上げて部下の管理もして社内調整もはかり、自身の仕事もこなす。中間管理職に課せられた厳しいミッションを解消するには、強いリーダーシップは必ずしも必要ありません。

チーム内で何が起こっているかを敏感に察知。お互いの言い分をよく聞いて、対立した意見をまとめたり、上司と部下の間に入ったり……。「調整力」を発揮し、チームをまとめていき、チームで成果を出す。かつてのライオン型リーダーではなく、シマウマ型マネジャーの「マネジャーシップ」が求められています。

人と人、組織と組織をつなぐ「ハブ」のような役割をするマネジャー。部下が自発的に動くようになり、組織の風通しもよくなり、その結果、自身の負担が減り、皆も自分もラクになる。そんな「マネジャーシップを発揮した仕事術」を一冊にまとめました。

■コミュニケーションは「何より先に」着手すべき業務です

コミュニケーションなんて得意な人だけやればいい。自分は苦手だし。相手あってのことだから、すぐに成果につながるとは信じがたい。しかし、これは大きな誤解です。多くの人がやるべき順番を、逆に考えているように思います。あなたひとりが疲弊する一方です。今すぐやり方を変えることを提案します。
日々のコミュニケーションを・パターン化する ・習慣化する ・仕組み化する ・マルチタスク化する→部下やチームメンバーが自立して動く→上司や他部門にも情報が行き渡り、協力を得られる→中間管理職である、あなた自身の負担が減る→チームで成果を上げられる→余裕のできたあなたが、より大きな仕事に着手できるこのような好循環を生み出すために、まずは、何はともあれ、管理職になったその日から、ぜひとも「成果を出すためのビジネスコミュニケーション」を日常業務として組み込んでいただきたいのです。そのための58の具体策を収録しています。

■コミュニケーションは、誰でも身につけられる&仕組み化できる

日常のあいさつ、言葉がけ、メールの出し方、部下や上司とのコミュニケーションなど、本書では「18の即効フレーズ」「手帳でTo Do化」といったすぐにできる方法で、紹介しています。また、プライドの高い部下、朝令暮改上司といった「クセモノ」との付き合い方についても収録。1日5秒あれば実践できるものや、自分ひとりですぐにやれるものまで、現場で日々起こる問題に即した解決策を提案しています。

目次

はじめに数字・部下管理・板ばさみ・多忙で激務。“四重苦”の中で日々奮闘している中間管理職のあなたへ
PART1気が弱い人ほど「課長業(プレイングマネジャー)」はうまくいく!
01やりたくない・自信がない・やる気がない。“3ない上司”ほど、マネジャーの素質あり
02持つべきは、引っ張るリーダーシップよりも、“回す”マネジャーシップ
03プレイングマネジャー経験は、自己成長の“ステージ2”
04コミュニケーションは、結果を出すためのビジネススキルである
05コミュニケーションは、たった5秒あれば改善できる
06コミュニケーションは、仕組み化できる
07最強のコミュニケーション・ツール(1) 話しかけられ上手→引き出し上手
08最強のコミュニケーション・ツール(2) 観察力
09最強のコミュニケーション・ツール(3) ハブ力
10最強のコミュニケーション・ツール(4) 根回し+場回し
PART25秒でできるコミュニケーション! 「初期投資ゼロ」の即効フレーズ
11「おはよう!」——あいさつは、部下からではなく上司から
12「最近どう?」——部下に「いつでも話に来てくれていいよ」という“空気”を作る
13「今はダメだけど、15時からなら5分とれるよ」——手が離せないときでも、「話を聞く用意はある」と伝える
14「良い話? 悪い話?」——悪い話を即座にキャッチできる、さりげないフレーズ
15「お客さまのことを一番知っているのは、あなただからね」——部下に「自分が主役」だという自覚を持たせる
16「どうしてお客さまはウンと言ってくれたの?」——部下に手柄を披露させ、成功プロセスを評価する
17目をキラキラさせながら「うん、面白いね、それで?」——あいづちで「引き出し力」をつける
18「どうしたの? あなたらしくもない」——人格を傷つけずに部下を叱る方法
19緊急事態だから、何かあったらいつでも声をかけて」—— 一粒で二度おいしい、失敗対処のキラーフレーズ
20ため息をついて「まいったな……(困)」——弱った姿をさらけ出して、部下の自尊心をくすぐる
21「ごめん、ちょっと5分だけ集合〜」——情報の「垂れ流し」で、部下との信頼関係も深まる
22「お帰りなさい、おつかれさまです」——上司に「自分に話をするきっかけ」を提供する
23「先生〜」——上司に苦言を呈するときの和らげ表現
24「最近、何がキテますか?」——年上の部下は“軍師”と心得る
25「すみません! ちょっと困ったことが」——専門職の人に有効な「頼る」コミュニケーション
26「ありがとうございます+さすがですね」——ほめ言葉とお礼は二段活用で完結する
27「うちの○○は、ご迷惑をかけていませんか?」——社内調整の先回りフレーズ
28ネコパンチ<パンダエルボー<ウマキック——怒りの感情の3段活用〜オブラートに包んでソフトに、でも確実に伝える
PART3コミュニケーションを仕組み化する
29コミュニケーションのための手帳術(1) ——コミュニケーションTO DOリストを作る
30コミュニケーションのための手帳術(2) ——「部下のための30分」もスケジューリングする
31コミュニケーションのための手帳術(3) ——部下のデッドラインも手帳に書く
32パソコン上のスケジュールを公開しておく
33デットラインは「あいさつ」でリマインド可能
34デッドラインの2日前報告を仕組み化する
35ゴールのあとの「ねぎらい」も仕組み化
36相手の「マイブーム語」を意識的に使う
37どんなに忙しくても「話しかけないでオーラ」だけは出さない
38コミュニケーションの「場」は会議室だけではない
39メールの仕組み化でパフォーマンスが2倍に!
PART4クセモノ&苦手な人対策「問題解決コミュニケーション」
40伝書バト部下を育てるのは、「解きほぐし」コミュニケーション
41プライドの剣には、ロジックの盾で返す
42年上の部下とうまくやる「マイルドな理詰め」
43他部署には「落としどころ持参」でアプローチ
44「人の部下」に、直接コンタクトしてはいけない
45やりにくい相手には「不甲斐ないほど」下手に出る
461対1なら、時にはケンカしてもいい
47とっつきにくい人には「プロ意識」に訴える(真摯に甘える)
48提案は「タイミングがすべて」
49「朝令暮改上司」の指示は2、3日寝かせてみる
50シマウマでもできる!「断る力」コミュニケーション
51鬼軍曹上司を鬼にしない4つのポイント
PART5プレイングマネジャーのためのトラブル時のFAQ
52クレームが熱いうちに部下を叱る
53日常の“ゆるみ”をトラブルに育てない方法
54時には“あえて”キレてみせる
55クレームは、相手の良心に訴える
56負けないための「冷静コミュニケーション」
57上司に叱られたあとは、すぐ“謝り直し”に行く
58たとえ自分が悪くなくても、第一声は「すみません」
 
コラム外資系企業のコミュニケーションのツボ
外資の知恵(1) あえて下手な英語で話す
外資の知恵(2) 相手のフレーズをどんどん真似する
外資の知恵(3) 英文メールはシンプル・数字・ストレート
外資の知恵(4) 「お助けツール」を使いこなす
 
おわりにこれからの時代のプレイングマネジャーを目指して

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