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エンカレッジ・テクノロジ、マイナンバーの安全対策に対応した仮想アプライアンス型 特権ID&証跡管理製品「ESS AdminGate VA」を発表~1サーバーあたり月額5,000円で6月末より提供開始~

2015年05月12日 20:30

エンカレッジ・テクノロジ株式会社


セキュリティ(企業向け) サービス


システム運用のリスク管理ソリューションを提供するエンカレッジ・テクノロジ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼CEO:石井 進也、以下、「当社」)は、マイナンバー制度の安全管理措置に対応した仮想アプライアンス型の特権ID&証跡管理製品「ESS AdminGate VA」を発表いたします。
「ESS AdminGate VA」は、1サーバーあたり月額5,000円で2015年6月末よりの提供を予定しています。


■本製品の機能・特長
「ESS AdminGate VA」は、システム保守・運用者などシステム管理者権限(特権ID ※1)を用いてシステムにアクセスするユーザーに対し、承認ベースで特権IDを貸与することでアクセス制御を実現するとともに、アクセス内容を動画形式で記録・保管する「特権ID&証跡管理」製品です。重要システムに対し本製品を適用することで、システム管理者の不正行為によるシステム障害や情報漏えいに対処することができます。

図1.「ESS AdminGate VA」の操作画面
http://www.atpress.ne.jp/releases/61464/img_61464_1.png


(1)仮想アプライアンス方式を採用、インストール作業が不要
「ESS AdminGate VA」は、仮想環境ですぐに使用開始できる仮想アプライアンス方式を採用、従来のソフトウェアのようにOSやミドルウェア、アプリケーションのインストール作業が必要ありません。構築時間を大幅に短縮、仮想イメージ展開後最短1時間で利用可能になります。

(2)ワークフロー機能と連携した特権IDの貸し出し自動化
「ESS AdminGate VA」に同梱されているワークフローシステムを利用し、申請・承認手続きを通さなければ、特権IDが使用できないようアクセス制御機能が提供されます。ワークフローと特権IDの貸し出しフローは連携されており、ID貸与に際して人の作業等を介する必要がありません。

(3)特権IDのパスワードを隠ぺいし、個人認証で共有型ID使用者を識別
「ESS AdminGate VA」は、特権IDのパスワードをランダムな文字列に設定する上、特権ID貸与時にもユーザーに開示しないため、パスワード漏えいによる不正アクセスのリスクが大きく低減されます。また貸し出しに際しては、使用者個人の認証を使用するため、共有型のIDであっても使用者を識別することができます。

(4)アクセス内容を動画とテキストで記録し不正操作を抑止・発見
アクセス内容は動画形式(Windowsのデスクトップ作業)ですべて記録され、必要に応じ記録を再生して操作内容の確認ができるため、不正操作の抑止や即時的な発見が可能となります。(Linuxサーバーは、操作コマンドの内容がテキストとして記録されます。)

(5)個人情報持ち出し制御による情報漏えいの防止
サーバーからデータやファイルを外部へ持ち出しする場合、必ず確認者による事前確認が必要になるため、単独の行為で不正にファイルが持ち出しされることを防止できます。


■マイナンバー安全管理措置に対応
すべての事業者及び公共団体は、2015年10月のマイナンバー制度施行後、国民一人ひとりに割り当てられる個人番号の厳格なルールに基づく取り扱いが義務付けられます。中でも情報漏えいや目的外使用を防止するため、アクセス制御や漏えい対策など安全管理措置が重要視されています。

「ESS AdminGate VA」は、システム保守・運用者によるシステムアクセスに対し、「特定個人情報 ※2に関する安全管理措置」で規定されている技術的安全管理措置や組織的安全管理措置の各項目である「アクセス制御」、「アクセス者の識別」、「情報漏えいの防止」、「取扱規程等に基づく運用」等を効果的・効率的に満たせる機能を提供しており、マイナンバー安全対策の実現に大きく貢献します。

図2.「ESS AdminGate VA」の持ち出しファイル検査機能の概要
http://www.atpress.ne.jp/releases/61464/img_61464_2.png


中でも、サーバーから持ち出そうとしているファイルに対し、個人番号、電話番号、メールアドレスなどの個人情報が含まれているかを検査し、検査結果を責任者にアラートするファイル検査機能は、特定個人情報の漏えいリスクを人の判断に依存することなく低減させることができます。


■小規模なシステムにも適用可能な価格でご提供
「ESS AdminGate VA」は、最小構成の場合、保守サービスを含む年間費用は60万円(消費税別)と、小規模なシステムにも適用できるよう、低価格でご提供します。また、公共・教育機関向けの価格についても別途ご提供する予定です。

初期費用:0円
使用料金:サーバーあたり月額5,000円(保守サービスを含みます)
     (最小契約期間は1年間、最小サーバー台数は10台)


■発売開始予定時期
2015年6月末


■当社について
2002年に創業。金融、通信などの社会インフラの一端を担う大規模システム運用管理及び運用統制を実現するソフトウェアの開発・販売を手掛けています。システム証跡監査ツール5年連続市場シェア1位 ※3を確保している「ESS REC」をはじめ、当社ソフトウェアは、累計で約400社の企業で採用されています。今回発表しました「ESS AdminGate VA」は、顧客ニーズをもとに、これまでのノウハウを生かし新たに開発された当社ソフトウェアです。

社名  :エンカレッジ・テクノロジ株式会社
代表者 :代表取締役社長兼CEO 石井 進也
本社  :東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町 7F
URL   :http://www.et-x.jp/
資本金 :4億9,988万円 (2015年3月末)
事業内容:コンピュータシステムソフトウェアの開発、保守ならびに販売
     コンピュータ運用管理に関するコンサルティング
     コンピュータ運用管理に関するBPOサービス


※1 特権IDとは、システムの維持管理に欠かせない、管理者権限を有する特別なIDアカウントです。システムに対して高い権限を持つ特権IDの濫用は、システム障害や情報漏えいなど致命的なインシデントを引き起こす可能性を含んでおり、システムリスク管理における重要なリスク要素のひとつとして特に優先して取り組む必要があります。また、特権IDは複数の作業者間で共有される場合も多く、作業の監視や作業内容の確認時に誰が特権IDを使用したのか特定する必要があります。

※2 特定個人情報とは、マイナンバー制度において、国民一人ひとりに割り当てられる個人番号を伴う個人情報です。「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン」では、安全管理措置をはじめ特定個人情報の取扱いに関する各種規定・ガイドラインが示されています。

※3 出典:情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望 2010、同2011、2012、2013、2014
【内部漏えい防止ソリューション編】 株式会社ミック経済研究所


■サービス内容に関するお問い合わせ窓口
エンカレッジ・テクノロジ株式会社
ソリューション営業部
TEL : 03-5623-2622
FAX : 03-3660-5822
Email: etx-contact@et-x.jp


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