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アクセス解析で読み解く、正しいWebデータの分析・活用法

Webマーケティングの効果測定と改善

講師 衣袋 宏美 株式会社クロスフュージョン 代表取締役
開催日 2011年3月9日(水) 時間 13:00~17:00
費用 39,900円(消費税込み) 会場 青学会館(東京都渋谷区)
主催 株式会社マーケティング研究協会
Webマーケティングの重要性が増す中で、多種多様なアクセス解析ツールがありますが、効果測定や次の施策の課題発見 に活用ができていないと悩む担当者が多くいます。
今回は、正しいアクセス解析の基礎と実行プロセスを学び、データに基づくサイトの運用や取り組みの改善が できるようになることをめざします。

アクセス解析以外の補完活用にも触れながら、講義だけでなく事例や演習を通して、どんな解析ツールを使っていても応用できる効果測定と改善の知識と技術を身につけること ができます。

Web担当者、特にWeb業務を兼務する方やこれから担当になる方におススメです。

<アクセス解析の基礎>

1.Webマーケティング分析の心構えとして

 1) アクセス解析とは何なのか

 2) アクセス解析で分かること、分からないこと

 3) アクセス解析を使うとき、使わないとき

2.アクセス解析の仕組みとWebデータの精度

 1) Webデータ収集の3手法

 2) 各手法、解析ツールのメリット・デメリット

 3) 得られるデータを左右する初期設定の重要性

3.指標の分類とその意味

 指標は3つのプロセスに分類し理解する

 

 【プロセス1 集客】

  見るべき指標は何か(量と質)

   ユニークユーザ数、リピート訪問者、

   訪問頻度、参照元、入口ページ など

 

 【プロセス2 接客】

  見るべき指標は何か(主に質)

   直帰率、1訪問当たりのページビュー数、

   2ページ目のコンテンツ、人気ページ など

 

 【プロセス3 成約】

  測定指標(量と質)

   コンバージョン率、CPA、CPC、CPM、LTV など

 

<アクセス解析の準備と活用>

4.分析する前の準備

 1) サイトの目標に立ち返る

 2) ターゲットユーザの行動シナリオを想像する

 3) KPI(重要指標)の設定

 4) 分析オタクにならない効果測定のしかた

5.具体的にどう使うのか

 【定点観測】

   ・トレンドで追って異常値を検出する

   ・集客ボリュームを追跡する

   ・ユーザ特性、閲覧傾向の変化を追跡する

 

 【集客計測】

   ・集客別の効果測定で効率を高める

   ・シナリオ分析で決め手となるコンテンツを発見する

 

 【改善施策】

   ・直帰率の高いページの内容とリンク構造を改良する

   ・サイト内検索語分析からニーズを把握する

   ・経路分析でリンク構造の不備を発見する

   ・成果へ導く道を太くし、最後の漏れを少なくする

 

 【事例】

   ・ECサイトでのキャンペーン改善事例

   ・企業サイトでのユーザー導線の改善事例

   ・NPOサイトでのコンバージョン改善事例

 

<アクセス解析の補強>

6.アクセス解析と併用すると有効な手法

 1) ユーザビリティ診断

 2) A/Bテスト

 3) 競合キーワード調査

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